クリニックのご紹介

院長あいさつ

院長 蓑輪 一文

2026年1月吉日 谷山生協クリニック
院長 蓑輪 一文

 日頃より医療生協の組合員をはじめ利用者の皆様方、地域の開業の先生方、介護・福祉・行政の関係者の方々、多くの皆様方に当クリニックを支えて頂き、誠にありがとうございます。
夏のコロナ、冬のインフルエンザとコロナも軽症化し季節性感染の一つとして定着してきた感があります。
 一方でコロナ禍ではあれだけ医療従事者に感謝を!といった各種イベントまで催されたこともすっかり忘れ去られ、全国の病院の7割が赤字、倒産も増えてきている状況です。コロナで燃え尽きて退職していく仲間も多く、医療・介護業界全体が委縮傾向にあります。そんな中「地域住民の医療を受ける権利を保障するために医療機関の維持存続への支援を求める請願署名」に多数ご協力頂きありがとうございました。その甲斐もあり診療報酬の改定が近く行われるとのことです。
 また世界を見渡せば、武力こそ正義といった流れが加速し、このままでは命・平和が損なわれる事態が危惧されます。巨大な力に対抗することは容易ではありませんが、皆さんと共に地道に乗り越えていきたいと思います。
 谷山生協クリニックは、鹿児島生協病院の外来部門(内科、外科、小児科)をより身近でかかりやすくするために、生協歯科クリニックと同居する形で2002年10月に開院しました。この間2度の増改築を経て、2006年には病後児保育室レインボーキッズ、2008年には通所リハビリテーション、血液透析部門を加え、また2015年には在宅部門が生協往診クリニックとして独立、2019年からは無料低額診療、2020年からは発熱外来も定着し、現在に至っております。
 私たちは「人権を尊重し、共同のいとなみとしての医療と介護・福祉をすすめ、人びとのいのちと健康を守ります。地域・職域の人びとと共に、医療機関、福祉施設などとの連携を強め、安心して住み続けられるまちづくりをすすめます」といった理念を掲げ、日々の診療に勤しんで参りました。これはとりもなおさず、国を挙げて進めようとしている地域包括ケアシステムの原型と言えます。経済格差と貧困が蔓延する厳しい社会情勢ではありますが、地域に暮す多くの皆様方と手を取り合ってより良い地域社会を形づくる一役を担いたいと考えております。
 今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。